昨日、歌手で俳優の美輪明宏さんが91歳で旅立たれたというニュースを目にしました。老衰のため、最期の言葉は「ありがとう」だったそうです。
この訃報に接し、胸がいっぱいになると同時に、数年前に旅立ったおふくろの顔が真っ先に浮かびました。
私のおふくろは、本当に美輪明宏さんのことが大好きでした。
子供のころ、テレビに美輪さんが映るたびに、おふくろは嬉しそうに「この人は本当に強くて、綺麗で、素晴らしい人だよ」と、よく私に話してくれたものです。
そんなおふくろの影響もあり、私も幼いころから美輪さんに強い興味を抱き、いつの間にかその唯一無二の魅力に引き込まれていきました。あの凛とした佇まい、深く包み込むような優しい声、そしてお茶の間をパッと明るくする圧倒的な存在感は、子供心にも強く焼き付いています。
大人になった今でも、人生の節目節目で美輪さんの言葉に救われてきました。
ここで、私が特に救われ、今でも心に深く刺さっている美輪さんの言葉をいくつか振り返りたいと思います。
「人生は『正負の法則』。良いことがあれば悪いこともある。だから、今が辛くても絶望する必要はないし、調子が良いときほど謙虚でいなさい」
「幸せは、探すものではなく『気づくもの』。今ある小さな当たり前に感謝できたとき、人はいつでも幸せになれるのです」
「悪口を言われたら『柳に風』と受け流しなさい。相手と同じ土俵に降りてはいけません。微笑みこそが、最大の開運の鍵です」
美輪さんの言葉には、綺麗事だけではない、波瀾万丈な人生を生き抜いてこられたからこその圧倒的な説得力と愛がありました。
きっと今頃、天国でおふくろも「美輪さん、お疲れ様でした」と、大ファンとして出迎えているのではないかと思います。
若い人も知っているであろう作品: 宮崎駿監督の『もののけ姫』(モロの君役)や『ハウルの動く城』(荒地の魔女役)、または名曲『ヨイトマケの唄』など、子供のころに触れて印象的だった作品。
幼いころから私に素敵な憧れを植え付けてくれた美輪さん。そして、そのきっかけをくれたおふくろ。二人の思い出が、今も私の中で温かくつながっています。
美輪明宏さん、これまでたくさんの光と、生きる智慧を遺していただき、本当にありがとうございました。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。
埼玉県 蓮田市 みどり整体院 院長 青木