院長ごあいさつ

整体との出会い

30才前半、大阪で会社員として働いていた頃、腰と首の痛みを感じ始め、整形外科を受診し最初はリハビリ、シップ、痛み止めで少しは痛みも治まっていたのですが、徐々に痛みが強くなり35才の時、重い物を持った拍子に目の前が真っ暗になるくらいの首の痛みを感じました。

しばらくは我慢しながら仕事をしていましたが、左の握力がなくなりコップも持てない状態で、じっとしていても涙が出てくる程の痛みでした。

再度、整形外科受診にて頸椎ヘルニアと診断、手術か持続牽引と告知され、持続牽引での治療が始まり約5ヵ月間入院しました。

その後なんとか生活できるまでに痛みも治まり、仕事にも復帰しました。

しかし、これからが激痛に耐えながらの始まりでした。

仕事の関係で埼玉に引っ越し半年も過ぎた頃から、首から背中にかけてと、右腕の鈍痛が始まり前とは又違う辛い痛みでした。

それから何件もの整形外科を紹介してもらい治療をしましたが、首を固定するコルセット、痛み止めの薬、注射、リハビリ、改善しなければ手術と、どこの病院も同様でした。

治癒することなく痛みは増すばかり、右腕は紫色に変色し冷たく、痛みで夜は眠れず酒をあおって寝るような日々が続きました。

さすがに、この痛みに耐えかね「生きててもしょうがないなと」と、自分自身へ呟く事もありました。

そんな時、ある知り合いの店主が「どうした！」と、声を掛けてきました。

今思えば尋常ではない顔色と痛みに耐えている顔つきをしていたのだと思います。

それから少し話をし、店主の方も腰痛持ちで、ある整体院に通院しているとのことでした。

店主から「騙されたと思い、ついてこい」と言われ、藁をも掴む思いの私は、翌日、一緒に連れて行ってもらう事になりました。

整体院は院長と奥様の２人のみで、二階建てのアパートの一室で、ソファーが置いてある部屋と布団が敷いてある部屋でした。

最初、うつ伏せで施術を受けるのですが、痛みでその体制が取れず、胸の下にクッションを入れて何とか施術が始まりました。

初めは痛みで何が何だか分からない状態でしたが、直感と言うか、今までとは違うと感じました。施術が終わり院長から「必ず治るから」と言われ整体院通いが始まりました。

約1年通院し、痛みを忘れる程に回復しました。

しかし、今の痛みでも普通の人には耐えられないかもしれません。

それからも、背中から腕にかけての痛みが、左右う交互に8回発症しましたが、最初の痛みからすれば楽になりましたし、現在では時々メンテナンスで整体を受けるくらいまでに良くなりました。

ここまで改善した身体へ導いてくれた人と整体に感謝しています。

そんな事もあり、整体に興味が出てきて、仕事をしながらカイロプラクティック専門学院へ3年通いました。

資格取得後も、色々な研修に参加し整体師として技術向上の為、勉強の毎日です。

最後のになりますが、

私が整体を志した理由は、私のように苦しんでいる人を少しでも楽にしてあげたいと思ったからです。

これからも患者さんの為、少しでもお力になれるよう頑張ります。

　　　　　　　　　　　みどり整体院（蓮田市外反母趾研究所）代表　青木裕之